東京都による大学破壊を歴史に刻む
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ヴィジョンなき政治家とアイディアなき官僚

「首大とは何か」という問いに一言で答えるとすれば,「ヴィジョンなき政治家とアイディアなき官僚によって生み出されたグロテスクな "大学もどき" である」ということになろう。

石原都知事は,都立大改革を唱えた始めたときから首大の実現に至るまで,彼の作りたい「大学」とはいったいどんなものなのか,具体的なヴィジョンを示すことが一切できなかった。「まったく新しい大学」という選挙民向けキャッチフレーズを錦の御旗のように振り回すだけだった。

実際に首大構想を具体化したのは,もちろん官僚である。しかし,残念ながら,東京都の官僚達には,真の意味での新しい,価値ある大学を作るための素晴らしいアイディアなどありはしなかった。(学生として4〜5年の間どこかの大学に,おそらくきわめて受動的に在籍した経験以外に) 大学や学問のことなど何も知らない人々に,何かを期待するほうに無理がある。

知識もノウハウもない設置者の自己満足でしかない「まったく新しい大学」構想は,大量の教員流出 を引き起こし,相手方大学の協力を勝手に当てにした「単位バンク」制度は,案の定 少しも機能せず,わが国の最先端をいく「全教員任期制」は,(最先端をいかない) 他の多くの有力大学の存在がある以上,有能な人材獲得のための足枷でしかない。

新銀行東京」 だけでなく,「まったく新しい大学」からも目が離せない。

都立大の風景
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