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「首大」問題を考える––事実と真実,継続と断絶––
首大非就任者の会 会員 岡本順治
2004.11.16
 
  • ここで公表するのは,2004年11月14日,新宿三省堂ホールに於て行われた「都立の大学を考える都民の会」主催の集会での Magic Point を使った発表<「首大」問題を考える --- 事実と真実,継続と断絶 --->である。
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  • 2004年11月14日の発表では,発表者の憶測に基づく「サブリミナル効果」の実験ページが含まれていたが,そのページはWeb上では公開しない。
  • 発表内容を見るには,「ここからスタート」をクリック。
この記事へのコメント

投稿日時: 2004-11-23 21:51,更新日時: 2004-11-28 8:50

フロアからの発言
以下に、「都立の大学を考える都民の会」集会(2004.11.14)におけるフロアからの発言を一部紹介する。

–––
人文学部助手: 東京都立大学人文学部で助手をやっておりますXです。私から、現場からの声ということで少し発言させて頂きたいと思います。私たち人文学部助手というのはですね、普段は、教員と学生・院生との間の研究・教育上のサポート、そういったもののインターフェイスとしての役割を果たしているわけですが、昨年8.1以降、全く、そのぅ、どうなるのかわからないという状況でしたので、文系助手会というものを急遽、立ち上げ、発足してですね、大学管理本部宛に直接、質問状や要望書を提出して参りました。それは、ホームページにアップしておりますので、ご覧になれると思います。(文系助手会のホームページ)
 ですが、これ一切、無回答のまま今年の春にですね、新大学、つまりクビ大での研究員、つまり助手というのは、研究員と名称がわかるわけですけど、それの定員が発表されました。
 無回答というのは、つまり、われわれの職務内容、業務形態を把握しているのか、つまり管理本部は、そういったことを押さえているのか、押さえていないのだとするならば、しかるべきヒアリングの機会を設けてくれ、とこういったことを訴えてきたんですけれども、回答が全くないまま、研究員の定数が発表されました。
 具体的な例を申し上げますと、私どもは、都市教養学部の国際文化コースというものになるんですけれども、ここでは、国文学、英文、仏文、独文、中文という文学の五専攻と哲学と史学、史学の中には、考古学も含まれますので、計7専攻、実質的に8専攻があります。ここには、現在、助手が計13名おります。それで専攻数は、実質的に8専攻ですね。これの数(助手定数)というのは、6名になる。首都大学では、研究員の数は、6人になるということです。
 こうなりますと、私の専門は、X文ですけれども、つまりX語、X文学の研究者であるものが、考古学のフィールドワークですとか、あるいは、国文とか史学の古文書の整理をしなければならなくなる、そういったことは、無理なわけで、こういったことも全く知らないままに、人員削減、経費削減という計画のものでですね、つまり経営の観点からのみ首都大学東京構想が続けられているわけです。
 さきほど申し上げましたように学生、院生と教員との間のインターフェイスとして働いていると申しましたが、そういった者から見てですねぇ、首都大学東京は、さきほどどなたからからも発言等がありましたが、現時点では、新大学は、大学としての体をなさないという風に私は、考えています。
 それでですねぇ、助手に対してでもですね、教員と同様に意思確認書というものがあるんですけれども、これの提出が求められました。それで、このままでは、答えられないということで、大学管理本部のですね、ある副参事を呼びまして、8月27日に直接、面談を行いました。で、その結果わかったのが、やはり文系助手の職務内容は、一切、把握していないということでした。しかし、「あなたがた別にクビになるわけではないんだからぁ、良いんじゃないですか」みたいな応対だったわけです。それで、1時間ちょっとの予定だったんですけれども、2時間以上、ちょっとかなり議論しまして、それで、まぁ、「8月の末まで提出してください」と管理本部に言われたわけなんですが、このままでは、できないということで、いまだに私が所属しております人文学部の助手の半数以上は、意思確認書の提出を拒否しております。それで、いままた年末、年度末まで、すぐにヒアリングして、職務内容とか、大学としての体をなすべく、研究員の数だとか、そういったものの方針を示せという風に要求をしているわけです。
以上、現場からの声でした。ありがとうございました。

会場 :(拍手)

都立大OBの女性:都立大卒業生のSと申します。今日いらっしゃっている方の中に、高校の関係者の方がいたら、是非、お聞きしたいのですが、これから大学進学を考えている高校生の立場から見て、新しくできる大学というのは、どういう風に映っているのだろうか、ということを是非、どなたからか、お聞かせいただければ、と思います。

司会: はい。えっと、どなたか?

高三の娘を持つ女性:私の娘が、ちょうど、高校三年生で、受験校を決める段階にきております。… 家の娘が「受験校どうしようか」と言った時に、私は、皆さまには、申し訳ないのですが、私は、「都立の大学は、あまり勧められない」と言ってしまいました。…周りの友達の中には、都立大を受験校として考えていた友達もいたようです。ただ首都大学ということで、じゃあ、どうするか、ということです。これ、全然、志望者がいなくなってしまうと思ったら、「そうでもない」と言うんですね。「受験科目が割と少なくて、受けやすい」と言うんですね。受験生の側から見ると、それは、重要なファクターなようですね。「国立大よりも受験科目が少ない」ということで、「受けようかなぁ」と言っているお友達もいるようです。あまり詳しい情報が受験生に伝わっていないという状況なのではないかと思います。

定年退職した元高校教員:退職しておりますので、今の状況について、詳しくは、言えないんですけれども。 一般論として、大学がこういう状況になっておりますと、受験してくる学生の層が変わるわけです。すなわち、「大学がもめてるから、入試レベルが難しくないだろう」、「多くの優秀な学生は、志願しないだろう」、「だから私が受かるかもしれない」という風に。受けてくる人数は、ひょっとして減らないかもしれないが、質が下がってくるということは、当然、言えると思いますね。一般論ですけれども。

現役都立大生:都立大X専攻4年の者です。…私は、8月1日にこういうものがあったとわかった直後に、自分の卒業しました高校に、「あぁ都立大だめなので、止めた方が良いです」という連絡を送ったという、ある意味、裏切り者なんですけども。周りに、塾講師をやっている院生にいるんですけれども、そういう人から出る発言を聞きますと、「とにかく首都大学東京は、ちょっと受けない方が良い」という話を塾ではしているという話を、まぁ、「個人的にという範囲でしている」ということらしいんですけれども、そういう話が聞こえてきます。…私も、だめな首都大学東京の院に進むわけにもいかないので、来年からは、大阪の方に、ちょっと逃げたいなぁ、と思っている大馬鹿者でございますが、われわれ内部の学生の意見からすれば、首都大学東京を受けるというのは、われわれと同じ希求を持っている、同じ勉学心を持っている学生には、勧められないというのが、やはり現状であると私は、思っております。 以上です。

会場:(拍手)

司会:これで最後の発言にしたいと思います。

現役都立大生:東京都立大学Y年のZと申します。先生達からさまざまな発言があったかと思います。あと学生の方からもいろいろお話あったと思います。…クビ大非就任という方は、ちょっと苦しい立場に立たされているのではないかなぁと思いますので、弁護というかエールを送りたい学生の立場から発言したいと思います。クビ大非就任の方は、いろいろなことを言われることが多いのじゃないかなぁと思います。 ただ私個人としては、都立大学の、また学問の破壊というものに対して、本当に身をかけて抵抗したという点で、すごく素晴らしいと思っておりまして、… こう言っては、何なんですけれども、逆に、首都大学東京を良い大学にということで、活動されている先生方もいらっしゃいますが、… クビ大は、はっきり言って、僕から言わせてもらっても、うーん、ちょっと良くなる余地があるのかなぁ、正直言って、疑問のところがあるんです、…学生の中には、その先生のゼミの下で学びたかったのに、という人もいると思うので、それは、それで、仕様がないと言えば、仕様がないのですけれども、…クビ大非就任となった先生方にエールを送りたい一学生もいるということで、非就任者の方へのエールに代えたいと思います。

会場:(拍手)

–––
以上の発言録は、非就任者の会で当日、書記係を務めた者が、デジタルメモ に基づいて、作成した。なお、現役の都立大生の発言の中に含まれていた専攻名等は、個人の特定を可能にするものがあるとの判断から、削除した。

都立大の風景
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